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有数の外貨獲得産業としての留学生受け入れ産業についての英国政府のマーケット戦略

有数の外貨獲得産業としての留学生受け入れ産業についての
英国政府のマーケット戦略

―そのマーケットセグメンテーション戦略についての推論―


BC(British Council)のことを語学学校の認定機関と思っている方も多いと思います。
2,3年前までは留学情報雑誌の一部にもそのような、記述がありました。
ある評論家の大先生いわく「英国の文化・教育・芸術の国策輸出機関=公的国際文化交流機関」だ、という見方もあります。
見方があるというよりもほぼ、その通りのようです。世界中に展開しています。
「ケルト・リバーダンス・イギリスの織物」の国外公演・販売促進のアレンジなんかもしています。
世界各国で行われる「英国フェアー」なんかでは英国大使館と並んで主催者側にいます。

今回の低料金校も含めた、認定語学学校の大量認定はこのことと関係してくるようです。
近年、実は英国への留学生の数は減少しつつあります。
ローバーなどの自動車産業も総崩れ状態のイギリスとしては、座視出来ない状況です。
そこで今回の大量認定に繋がったという見方もあります。
もうひとつ、今回の認定の特徴は比較的安い授業料校の大量認定にあります。
実は安い授業料の認定校はBCにとり、必要なんです。
日本国内で催されるBCが主催したり、参加する学校説明会にはこれらの低料金校は決して、登場しません。
それらの学校は南米・アフリカ・東欧向け商品なのです。どうやら此処にヒントがあるようです。所得的に低い国々からの経済的に余裕の無い留学生の受け皿としての学校がマーケティング上からも必要なのです。
そこにどういうわけか日本人留学生が乱入しているのです。同時に此処にイギリスのかかえる大量の就労目的の
留学生の存在を許す条件も整備されてしまうのです。
薄利多売であれ、高品質・高価格「商品=学校」の販売促進が国の方針なのですから。
イギリス社会は「外国人に冷たい社会」と言われていますが、とんでもない誤解です。
語学学校の経営者・オーナーに非イギリス人が多いという事実は以前にご紹介しました。
「専門知識を要する職業」にも、「労働力を提供する職業」実に外国人が大量に存在します。
特に知識階級の強化=外国人の招聘、を国是としている英国は基本的に留学生を優遇しています。
イギリスで働いてくれれば「しめた」ものなのです。日本人留学生のコミュニケーション脳力の欠如、文化の背景に対する
不理解などからイギリス社会は日本人に取り、硬い構造の社会と見られてきました。
しかし意外に書類さえそろえると、ぱっと門戸の開く社会でもあるのです。
目先の「国際収支」からも「長期的な国益」からも留学生はイギリスでは「お客様」なのです。

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by futuregate3 | 2006-09-20 11:37
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