<a href="http://futuregate.exblog.jp/">futuregate.exblog.jp</a>
英国の戦争の歴史シリーズ(ⅩⅡ)~クロムウェル②

英国の戦争の歴史シリーズ(ⅩⅡ)~クロムウェル②
―終身、護国卿 クロムウェル―



b0080738_9214648.jpg
ウエストミンスター宮殿前のクロムウェルの銅像―手に剣と聖書を持つ。


クロムウェルの「鉄騎隊の戦闘の記録は大きな流れだけでも、以下のようになります。

1642年、ヨーク西方のマーストン・ムーアの戦いで勝利に貢献。
1645年、イングランド中部のネイズビーの戦いで、国王チャールズ1世の軍に勝利。
国王はスコットランドに敗走。

議会派軍の新型軍,副司令官に就任
1648年国王『チャールズ1世』を捕らえる
1649年国王『チャールズ1世』を処刑
1649年~1651年、カソリックの支配するスコットランド、アイルランドに侵入、支配地域を広げる。
1649 年共和制に移行し、議会を指導
第1次英・蘭戦争を指導
1653年、終身護国卿に就任
1658年死去

以上をわずかに、 10年ほどの期間に走り抜けるように成し遂げました。
『護国卿』政治は独裁制に近く、そのことがクロムウェルのイメージを暗くしている感があります。
しかし「独裁」制、自体は不安定な政治状況の中で、周囲が望んだもので、クロムウェル自身は
好んではいなかったようです。複数回および安定を求める周囲からは、「国王」就任を要請されていますが、
消して受け入れることはありませんでした。経済政策的には、重商主義を推進し、
従来の公益による利潤の追求からより、実質的経済力の向上を推進しました。

クロムウェルの死後、再び「王制」に復古するとはいえ、一度、方向付けられた『共和制』への途は
歴史の大きな潮目となっていきます。同時にグレートブリテンの確立が今日のイギリスへ続いていきます。
今日私たちのいているイギリスの原型は、クロムウェルにより作られたと言っても過言ではないでしょう。
清教徒革命はやがて『アメリカ独立戦争』に繋がっていきます。

[PR]
by futuregate3 | 2006-10-16 09:27
<< スコットランドは近々独立するか... 英国の戦争の歴史シリーズ(XI... >>