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英国の戦争の歴史(ⅩⅨ)―スペイン継承戦争―

英国の戦争の歴史(ⅩⅨ)―スペイン継承戦争―
17世紀のヨーロッパを覆う暗雲がここから、たちこめ始めます。

ヨーロッパ最強といわれたフランス軍の弱体化 フランス革命の序曲の始まりです。

=ダイアナ元皇太子妃のご先祖も登場です=


オーストリア継承戦争に先立つところ、40年、ヨーロッパの18世紀はこの戦争とともに幕を開けます。
この世紀は「ヨーロッパの危機」といわれた18世紀を象徴するように、フランス王朝とパプスブルク王朝
などに象徴されるヨーロッパの旧体制と、イギリス、オランダ、プロイセンを代表とする新興諸侯国家
などの新体制国家と、あるいは『新教=プロテスタント』と『旧教=カソリック』との宗教上の抗争が
縦・横に折り重なり、かなり複雑な様相を示しています。

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スペイン継承戦争で連戦連勝の大活躍をした、イギリスのマールバラ公、
「ジョン・チャーチル」は
ダイアナ元皇太子妃のご先祖様。・・・似てません?


問題は、スペイン王の突然の死去に伴い、フランス王の血脈がスペインの王位に就く可能性が出てきた
ところから始まります。つまり、フランス・スペインの一体化が進む可能性があったわけです。
ここで厄介なのは『血筋』ということであれば、ヨーロッパ中、どこにでもいたわけです。
「ヨーロッパの覇権争い」「プロテスタント国家とカソリック国家との争い」「跡目争い」
「パプスブルク家内の抗争」
など実に複雑な要素を含んでいます。

1713年、ユトレヒト条約により戦争は終結しますが、孤立の中戦った、スペイン・フランスは、
「継承問題」では主張が通ったものの、国力を大いに減じてしまうことになりました。
このことが
「王権神授説」を標榜し、「立憲君主国家」にひた走っているイギリスと逆の歴史の
ベクトルを目指した、フランス=ブルボン王朝の致命傷=フランス革命の序曲、につながっていきます。

余談ですが、この戦いで大活躍したイギリスのマールバラ公、ジョン・チャーチルはあの

ダイアナ元皇太子妃のご先祖様です

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by futuregate3 | 2006-11-03 15:05
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