<a href="http://futuregate.exblog.jp/">futuregate.exblog.jp</a>
<   2006年 12月 ( 25 )   > この月の画像一覧
英国の戦争の歴史(番外編)-トルコ人は日本びいき-

英国の戦争の歴史(番外編)-トルコ人は日本びいき-
敵の敵は味方、これ国際関係での常識です。地球規模の大戦争クリミア戦争


b0080738_15295255.jpg
赤い部分がクリミア半島、青い部分は黒海

 トルコ人は大の日本人びいきです。ロンドンで意外に多いのが、トルコ人の男性と日本人女性の
カップルです。日本人女性を彼女とすることは、彼らトルコ人男性から言うと自慢のようです。
 トルコには、Togo通りやNogio通りが実在するなんてまことしやかな『嘘』が昔からありますが、
お年寄りの中に、TOGOさんやNOGIさんがいるのは本当のお話です。これは「日露戦争」で、
日本がトルコの宿敵、「ロシア」を打ち破ったからなのです。
 それともう一つ、1890年の「エルトゥール号遭難事件」があります。今でもトルコでは子供でも知っている有名な話です。
これはトルコの親善大使を乗せた同号が和歌山県、串本沖で遭難し、地元の漁民に救助されて
厚く保護されたことによります。この種の話はこの時代に実は多く日本人の国民性がこの時代には
国際親善の舞台で発揮されることがよくあり、以後ある時代までは多く見られました。
明治の日本人はその意味で比較的国際性があったようです。
ともかくこの二つの要因からトルコでは今でも日本の評判が高く、基本的にはわれわれが感じる
何倍も日本びいきのようです。
                
b0080738_15314370.jpg
ナイチンゲール

 「ナイチンゲール」で有名なクリミア戦争は、基本的にオスマントルコ帝国とその北方の脅威であり続けた
ロシア帝国との間に戦われました。トルコ側についたのは、イギリスとフランスです。世界規模の戦争になります。1853年から1856年の間クリミア半島を主戦場に戦われました。

 実はこの戦争、幕末の太平洋・日本近海・カムチャッカ半島沖でも展開されていました。
幕末の諸外国との交渉のように日本史などでは書かれていますが、ロシアの極東艦隊を攻撃する
目的で日本近海に派遣されてイギリス艦隊だったりしたのです。クリミア半島だけでなくドナウ川流域を
含む広い地域で戦われました。19世紀最後の大規模な戦いでした。英・仏両国の艦隊がバルト海に
突入したりしました。

この戦争意外なところで今日の男性ファッションに関係します。ラグラン袖のコート、カーディガンといえば
男性ファッションのある意味基本になっていますがどちらもこの戦争でイギリス軍を率いた
ラグラン将軍・カーディガン将軍の考案です。

b0080738_15325145.jpg
      イギリス発祥の男性ファッションの多くはイギリス陸軍の将軍の考案が多いようです。
前に書いたウリントン将軍も靴を考案しています。

 いずれにしても、オスマントルコ帝国は北からのロシアの脅威を常に受け続けました。
そのロシアを極東の局地戦とはいえ、打ち破ったに日本にトルコ人は熱狂したということです。
ひょっとすると、この時代の日本は今日より世界の前面に出ていたのではないでしょうか。
余談ですが、ロシアの文豪、あの『トルストイ』もこの戦争に参戦し、その戦いを作品にしています。

[PR]
by futuregate3 | 2006-12-25 15:42
英国の戦争の歴史(番外編)-20世紀最初の戦争―

英国の戦争の歴史(番外編)―20世紀最初の戦争―
20世紀最初の戦争、ボーア戦争はアフリカで戦われました。
世界の軍服のベーシック・カラ―がカ-キ色になったのは、この戦争からです。

アフリカであった、白人対白人の戦い

        
b0080738_20484142.jpg

上の地図の、現在の南アフリカの中央部、オレンジ川以北にアフリカーナにより建国された国がありました。
オレンジ自由国とトランスバール共和国です。アフリカーナと言うのはアフリカ生まれの白人のことで、
旧南アフリカ地域(当時はケープ植民地)の宗主国であったオランダ人の子孫たちです。
彼らは完全の白人ではありますが、yトー六津\派を知らない白人です。
 ナポレオン戦争時に一時本国のオランダは事実上消滅状態にありました。
ケープ植民地の防衛目的でイギリス軍が派遣されましたが、ナポレオン戦争以降も撤退しませんでした。
これに対抗してオランダ系のアフリカーナは自分たちの国をケープ植民地の奥地に建国しました。
アフリカーナの建国した、国々は次々とイギリス軍に制圧されるのですが彼ら、アフリカーナは
そのたびに奥地へと後退を繰り返しながら原住民である、アフリカ人と戦い、オレンジ川以北の地に
踏みとどまりました。これがトランスバール共和国とオレンジ自由国です。
この二つの国は協力して、1880年から1902年の間イギリスと戦います。

 この戦争の詳しいことは近代史の領域なので、その詳細はそれなりの記述が多く出ていますので
そちらに詳しい説明は譲ります。ただ当時の戦争は火砲利用に移行しつつありましたが基本的に
密集隊形をとる歩兵と歩兵の激突により勝敗の行方は決せられていました。
これに対し、アフリカーナは騎兵による散発攻撃を行いイギリス軍を悩ましました。
今で言う、ゲリラ戦です。それともう一つ、アフリカーナによる狙撃作戦も大きな戦果をもたらしたようです。
当時、イギリス軍の軍服は伝統的な「真紅」で(現在も各宮殿の衛兵の制服は真紅がベースです。)した。

          
b0080738_20524626.jpg
伝統的なイギリス軍の制服


b0080738_205435.jpg
第2次ボーア戦争時のイギリス軍の制服


これが被害を拡大しました。この戦争の後期になるとイギリス軍の軍服はこの被害を抑えるために、
カーキ色に変わりました。ボーア軍には特に制服がなく、彼らの農作業服が戦闘服であったためです。
これが当時日英同盟にあった日露戦争での日本軍の軍服の色にも影響を与えました。
以後、色とりどりだった各国の軍服はこれに習い、やがて軍服=カーキ色と言うのが今日に
至るまで、世界の軍隊の常識になります。19世紀から20世紀にかかる期間、数百年間継続して、
イギリスはまだ戦争をしていました。日本はこのころから、対外戦争を始めます。

日露戦争もクリミア戦争以降の英国。ロシア間のパワーバランスの影響の下で結ばれた経緯もあります。
日露戦争自体がイギリスの対ロシア陽動作戦ー代理戦争と言う見方もあります。
イギリス人と比較して日本人が遺伝子レベルで、その国際性については、超マイナーであり、「赤ん坊」のような存在なのでしょう。このことは謙虚に受け止めるしかないでしょう。
『正規留学』などと、力まずに『生活体験派留学』でも『語学留学』でも良いと思います。
語学や、知識以上のものが必要なのですから。とにかく見ること、感じることからはじめましょう。
以前にもお話したように否定できない程度に、私たちの「形式論理」は「もろ」、日本人なのですから。
[PR]
by futuregate3 | 2006-12-23 20:56
ロンドンで週£70以下の賃貸物件なんて、ほとんどありません。
ロンドンで週£70以下の賃貸物件なんて、ほとんどありません。
ほとんどが、週£100前後です。
ロンドン低予算留学の論音留学の落とし穴


 ロンドン格安語学学校への低予算留学プログラムで、よくシュミレーションが提示されています。
そこで採用されている数字についていくつか問題点があるようです。特にその中で一番比重が大きく、
問題なのは賃料とアルバイト収入についてではないでしょうか。シュミレーションは業者にとり
それぞれ異なります。以前から何度もお話しているように滞在費は授業用などと比べるとはるかに
留学経費の大きな部分を占めています。以下は当社にロンドンから寄せられたご相談のメールです。

『仕送りなんて絶対に無理ですのでバイトを始めたのですが家賃の半分も稼げない上に』

 この方は多分、£70/週、程度の賃料を想定していたのでしょうがまずありません。
£80/週、前後のものも非常に少なくなっています。アルバイトは、英語力がないため、日本語で出来るバイトを
時間£3.5ほどでなさっているのでしょうから、現在の滞在費は週£100程度になります。
決して高めの物件に住まわれているわけではありません。
ここ何年間か、ロンドンの賃料の相場は急上昇しています。
 現在標準的な賃料の相場はは週£100前後です。それに対してアルバイト収入はそれほどの
上昇率は見せていません。

 低料金校に行き、アルバイトをすれば、年間100万程度の予算で留学が可能、なんて安易に信用すると
『大変なことに、なりますよ』と言うこともありえます。慎重にご判断ください。そんなには甘くないですよ。
とにかく、ロンドンの物価は高いですから・・・。
前回に引き続き、ロンドンの賃貸情報をご確認ください。
以前にも書きましたが、『週120ポンド云々』と言う本が売れるということは週120ポンドで
暮らすことが、(週120ポンド程度)ロンドンでは特別な事だと言う意味です。
しかもこの本自体数年前のもので、データ的にはさらに昔のことなのです。

[PR]
by futuregate3 | 2006-12-23 14:29
赤いアメリカ』『青いアメリカ』、そして『溶解国家』

『赤いアメリカ』『青いアメリカ』、そして『溶解国家』
多重国家アメリカは二面性をもっと同時に、何かあればひとつにまとまる国です。


 このブログですでに書いてきましたが、アメリカは『レッドアメリカ』といわれる地域と
『ブルーアメリカ』といわれる地域との2つに分かれます。通常われわれ日本人のイメージするアメリカは
北東海岸線、西海岸線に広がる『ブルーアメリカ』です。
そうゆう意味ではアメリカ経済を引っ張っているのは『ブルーアメリカ』です。
にもかかわらず、2001年の大統領選挙は、大接戦の末、『レッドアメリカ』の勝利に終わりました。
             
b0080738_20581578.jpg
アメリカ合衆国の紋章


話は違いますが、中国の若手指導者の中に、この『レッドアメリカ』への留学経験者が急増しています。
21世紀後半を待たず、米中蜜月時代の到来は必死と言われています。
現在は『ブルーアメリカ』、政治は『レッドアメリカ』と言うのが端的な今日のアメリカの姿です。
『レッドアメリカ』は原理主義的プロテスタントの牙城ですし、「ブルーアメリカ」は伝統的にカソリックの力の強い地域です。
留学初心者には『レッドアメリカ』留学上級者には『ブルーアメリカ』と言うことになります。
この場合の留学上級者とは「日本人留学生」によくありがちな、ある程度英語の出来る、
『外国音痴の長期アメリカ経験者-見方によればどこ今でも日本人』ではなく、バランスの取れたアメリカ理解が
出来ている人です。アメリカ四次元【時間(歴史】的に、文化的・人間学的に空間的に、語学的に】で
理解できている人でしょう。
ところで、アメリカと言う国はこのような二面性を見せながら、一旦何かあるとまるで単一人種国家のように
ひとつにまとまります。多民族国家の通例と違い、日系であろうが、ヨーロッパ系であろうが、基本的に
彼らはアメリカ人です。先年の9.11テロのときがそうでしたし、真珠湾の記憶はいつまでもなくなりません。
共和党と民主党がまるで図ったように政権を握るのを見ても、ゲル、ソル運動を繰り返している様にです。
一つに熔け固まっては、また分離する、この繰り返しを常に繰り返しています。
この辺にアメリカの「強さ」の秘密があるようです。また同時にアメリカを理解する上でのポイントのような気がします。
単純にアメリカを一つのイメージで捉えると、大きな間違いを犯すことになりかねません。
[PR]
by futuregate3 | 2006-12-22 20:58
クエ―カ―教徒って?

クエ―カ―教徒って?
天皇陛下の家庭教師は2人ともクエーカー教徒のアメリカ人女性です。


天皇陛下の家庭教師といえばバイニング婦人が有名ですが、その後任のエスター・B・ローズも
国際基督教大学の理事として、あるいは普連土学園・学園長として有名な教育者です。
この二人のアメリカ人女性、実はクエーカー教徒なんです。クエーカー教徒は全世界で信徒が100万人程度のキリスト教、
プロテスタントのなかでも小さな教派です。無教会主義・神秘す意義的な色彩が濃い場合もあるため、
人によっては異端扱いする人もいれば、清教徒の流れとして位置づける人もいます。
正式にはキリスト友会(ゆうかい、【Religious Society of Friends】)と言い、クエーカーは
通称になります。キリスト友会は「聖書」のみをよりどころとする、無教会主義の教派です。
発祥の地、イングランド、アイルランドでは英国国教会により激しく弾圧され、差別されました。
『ウイリアム・ペン』の項目で書いたように、合衆国のペンシルバニア州はウイリアム・ペンにより、
クエーカー教徒が迫害から逃れて、安全に住める場所として開拓された謂わば,新天地です。
発祥は古いのですがその後の教理上の問題で四分五裂しています。
             
b0080738_1154836.jpg
クエーカーの創設者 ジョージ フォックス
1624-1691


このクエーカー教派、プロテスタント各教派の中では、非常に小さい存在なのですが、経済界・教育界になぜか、
隠然とした勢力があります。英国の四大銀行のうちの2つ、ロイズ銀行とバークレー銀行は
クエーカー教徒により設立された銀行です。
資本主義国でも一時、基幹産業のひとつに数えられた「鉄道事業」も、公共事業だったものをクエーカー教徒の
企業家により最初は民間事業化されました。

これは、当初、国教会によるクエーカー教徒への迫害(教育面での背弦、就業の制限など)の中、
結社的な内部結束を余儀なくされたクエーカー教徒の団結が結果的にそのような方向につながった
と言う見方があげられます。神の前に『公正』であることを教理とするところから、適正な商品価格の設定
およびその流通を確立するという考え方が、19世紀の商品経済の発展=資本主義の発展につながり、
多くのクエーカー教徒の企業家が生まれたのだという見方もあります。プロテスタンティズムの隆盛が
市民社会の発展と同時に、資本主義の拡大に力があったという考え方は、今日では常識になっています。
米国でも英国でも多くの銀行家・企業家が彼らの中から生まれました。

また、クエーカー教派は教育にも熱心で名前は忘れましたが、あの田中 真紀衆議院議員の高校時代の留学先もクエーカー系のアメリカの高校です。日本では、新島 譲などの無教会主義の
クリスチャンに大きな影響を及ぼしました。日本でしたら新興宗教のひとつになっちゃうとこです。

[PR]
by futuregate3 | 2006-12-21 11:10
ある、ロンドンからのメール ――留学生からのお便り
ある、ロンドンからのメール ―留学生からのお便り
安易なロンドン留学への警鐘

こんなメールが先日ロンドン在住の留学生の方から飛び込んできました。

                
b0080738_118296.jpg
黄昏のロンドンの裏道、ロンドン エレジー


「今はロンドンの語学学校に行っているのですが、全く英語が伸びずに・今来て3ヶ月たちました。
これからについて非常にあせっています。年齢も若いわけではないですし遊びに来たわけではないですし。
でも英語を日本で全く勉強してこなかったので、それも反省しております。
出発の前の日まで仕事をしていたこともありますが・・・・。

今は●●カレッジに残り6ヶ月位だと思います。36週1日2時間半です。
ロンドン郊外で、日本人が少ないといわれてきたのですが、今の学校の日本人の多さ、そして
バイトも含め甘えてしまっているのかもしれませんが、日本語をしゃべることの多さが気になります。
アルバイトのお給料はどんなに働いても家賃の半分にもなりません。
留学をしたことがなかったんのでロンドンにこんなに日本人が多いとは知りませんでした。
私の場合貯金で生活しています。仕送りなんて絶対無理ですのでアルバイトを始めたのですが
家賃の半分も稼げません。
その上、自分の時間もなくなり、日本にいるみたいな生活になり、
もの凄く悩んでいます。
ですからオーペアをしようと思いコンタクトをとっているのですが、断られてばかりです。
来年の9月までビザがありますから、何とか環境を変えたいのです。
勿論良い情報があれば延長も考えたいのです。
お金使ってきた意味がなくなりますし、お金もそれほどないですからこのままアパートに住んでいると1年持たないかなと不安になります。

日本でもっと情報を仕入れてくるべきでした。物価もこんなに高いとは・・・・・・・・・・・・・


この人はそれでも国内のエージェントについては恨み言ひとつ言わず、「とてもよくしてもらった」
・・・といいながら、自分一人で問題を解決しようとしていました。
安易なロンドン格安・低予算留学への警鐘でしょう考えさせられます。
                     
当方を介してのメールでの直接接触は可能です。
お問い合わせください
[PR]
by futuregate3 | 2006-12-20 11:43
北アイルランドって、どのくらいイギリスなの?

北アイルランドって、どのくらいイギリスなの?
北アイルランド駐留のイギリス陸軍は海外派兵、扱い。
同じUKなのに、外国扱い?


 一応、アイルランド内戦を経て、アイルランド島の北部アルスター地方の9州ののうち6州は
アイルランド自由国の独立の際に連合王国に残留しました。これが現在連合王国の一翼をなす
「アイルランド」の期限となります。イギリスになって90年もたっていません。 
元々、アイルランド自由国のイギリスからの独立時には北部9州も自由国に属しており、
今日の問題を残しています。アイルランド共和国とUKの関係はちょうど日本と韓国の関係に
似て、あまり仲がよろしく、ありません。

b0080738_11282713.jpg

                                
北アイルランド6州がイギリスに帰属したのにはいくつかの理由がありました。
それは、アイルランド北部には、ブリテン島からの入植者が多く、イギリス経済に依存する人たちが
多かったという理由があるようです。
アイルランド問題と言うと、深刻な宗教対立を原因とする人もいますが、以前からカトリックの影響の
強かったアイルランドにプロテスタント国イギリスの勢力が絡んだところに問題があったようです。
現在でもアイルランド共和国の立場は北アイルランドは自国領と言う建前ですから、双方の民兵組織による
テロ騒動こそ鎮静化していますが、両国間の政治問題は未解決の部分が多いようです。
北アイルランドはイギリス領なので、当然イギリス軍が駐留しています。
このイギリス軍ですが、陸軍部隊については、その内部での扱い・位置づけですが、『海外駐留部隊』として存在しています。
何か、変ですよね。よく分りません。北アイルランドもそのうち、UKから分離するんですかね・・・。

[PR]
by futuregate3 | 2006-12-19 11:30
語学留学はどっち?(Ⅰ)

語学留学はどっち?(Ⅰ)
語学留学は
アメリカそれともイギリス?(Ⅰ)
留学目的が、英語の本格的習得を希望するなら、アメリカかイギリス。
海外生活体験的趣旨での留学ならしに他の英語圏諸国も視野に入れて


アメリカにもイギリスにも、それこそ、「雲霞の如く」語学学校があります。イギリス英語が良いのか、
アメリカ英語がいいのかから始まり、どちらの国にしたらよいか迷われている方が多いと思います。
よくご相談もあります。正直に言って、米語がいいか英語がいいかという問題は、初心者にとり
あまり問題ではないと思います。
               
b0080738_1305339.jpg

   
 アメリカ人にしても、イギリス人にしても(正確にはイングランドに住んでいるイギリス人?)、
自分たちの英語を標準と考えています。比較的、イギリス人に多いようですが、露骨にアメリカ訛りの
英語を嫌います。通訳を目指すのでもなければ、「巻き舌」か「舌を巻かない」か、程度の違いでしょう。
まずはきちっとしたコミュニケーション能力を身につけることです。それぞれの国の中でも、イギリスであれ
合衆国であれ、例えば、連合王国のイングランド以外の国、アメリカであれば、南部訛り、というように
標準的な英語でないとあえて言える地域を抱えています。

b0080738_1312474.jpg
              

まず留学先を決めるにあたり、気をつけなければいけないことは、発音が「どうこう」という
問題ではないように思います。最終的に英語・米語の次元で、発音やイントネーションが問題になる
レベルの語学留学生のかたはそうはいないのではないでしょうか。

今日英語は、国際語として多くの国・地域・分野で使われています。国際語として評価されるのは
イギリス英語とアメリカ英語です。彼らネイティブはカナダの英語、オーストラリアの英語、NZの英語、
イギリスのノーザンアクセントの英語を聞き分けます。それらのアクセントを聞く段階で、程度の差こそあれ、
標準的な(正統な)英語でないという「認識」を持つようです。おかしな話ですが、それか場合によっては
使用者のステータスにもなり、ハンディーにもなることが時としてあります。
キングスイングリッシュの話者と標準的な米語の話者とは「自分たちとは違う発音」という認識はあっても、
一応お互いに認め合うところがあるようです。
何度も、イギリス人やアメリカ人がいろいろな場面で相手の英語により、はじめから相手に対する視線の
角度を変える場面は見てきました。ノーザンアクセントのアイルランドの若者はアメリカ人などの前で、
無口になる傾向があるようです。相手がオ-ジーとわかるや居丈高に話す旧植民地国系のイギリス人を
見たことがあります。「お前の英語は変だ」といわれて何もいえないカナダ人を見たことがあります。
何回か経験していますので、時としてそう言うことも、ありうるのでしょう。
 留学の目的が英語の習得という点に
大きくシフトしているなら、まず、アメリカかイギリスを留学先に選んだほうが無難でしょう。

ここ近年、イギリスの語学学校も日本語の話者を雇用する傾向が強まっています。
アメリカではだいぶ前から、ほとんどの学校がその体制になっています。生活の範囲内で、どちらが
日本語が通じるかといえば、アメリカでしょう。移民国家アメリカにはどこに行っても10%以上は
日本人・日系人がいます。イギリスも多民族が居住する国ですが、日本語の話者はマイナーです。
その意味で言うと、イギリスは「ホンチャン」の外国です。でも両国ともどこに言っても日本人は地域の中にも、
留学生の中にもいくらでもいます。「『花のロンドン』にこんなに日本人が多いとは思わなかった」
と言うお話も留学生の方から寄せられています。どのくらい、いるかといえば、以前留学経験談として
聞いた話ですが、その気になれば、半年、1年程度の滞在であれば「ほとんど英語をまともに使わなくとも、可能」
な程度にいます。それはイギリスのロンドン(イングランドではロンドン以外に大きな都市はありません。)
でもアメリカの州都レベルの都市でも同じです。では、どちらの国にするか、ほかにどんな
基準があるのでしょうか。シリーズ次回のブログをお読みください。
[PR]
by futuregate3 | 2006-12-18 13:04
赤いアメリカ、青いアメリカ

赤いアメリカ、青いアメリカ    一体、何のことですか?
は「神による、天地創造」、は「ダーウィンの進化論」


Red America, Blue America,アメリカには2つのアメリカがあります。ひとつは超保守的なアメリカ。
もうひとつは比較的リベラルなアメリカです。このリベラルと言う言葉、和製英語になっていますが、
日本語と米語では多少語感が異なるようです。「リベラル」といえば日本では多少なりとも革新的な
プラスイメージで捉えることが多いようです。本来は『Liberal』にはいいプラスイメージの意味と同時に
選択肢の多い、定見のない、と言うような意味が含まれるようです。
 兎も角も、アメリカには2つの顔があるということです。それが地域により分かれるということです。
下の地図のようになります。西海岸沿いとグレートレーク周辺、北東部海岸線がブルーアメリカ
その他の地域がレッドアメリカになります。では何故レッド・ブルー呼ぶのでしょうか。・

 民主党のイメージカラー-はブルー、共和党のイメージカラーはレッドから来ています。
この言葉が新聞紙上で使われる様になったのは、2000年の大統領選挙でのブッシュ対ゴアの一騎打ちからです。

b0080738_20275664.jpg
        
 ブルーで塗られる民主党基盤の地域は大都市圏。赤で塗られる共和党支持の強い地域は
農業酪農地帯が多いというように色分けできます。前者は大都市生活のホワイトカラー、工業従事者などが
多く現代アメリカをある意味「象徴」する地域です。

 後者は原理主義的なプロテスタントの多い、アメリカの伝統社会の側面を持つ地域です。
アメリカ人の50%以上は「神による天地創造」を「ダーウィンの進化論」より信じていますが、
レッドアメリカの諸州では、
「進化論」と「天地創造」が平行して学校の現場で教えられるか、『天地創造』のみが授業されています。
州によっては「進化論」への言及は「罰金」の対象になっている地域もあります。
超近代社会のアメリカだけをイメージしていると、「大間違いのもと」ですよ。多重性国家アメリカ、
この辺にアメリカの強さの秘密があるかも・・・。

[PR]
by futuregate3 | 2006-12-17 20:31
『有給インターン』、『無給インターン』って何?

英国のインターンシップ・プログラムって何か変
厳密に言えば、語学留学レベルでのインターンシップなんて、英国にはありません
『有給インターン』、『無給インターン』って何?


インターンシップ制度そのものはイギリスの大学生の就職活動のなかで定められたシステムで、
基本的に有給で行われます。この制度を採用している大学が卒業する3年生になる前の春休みに、
学生の採用に際して、インターンシップ制度を行っている企業に対して、大学が学生たちを斡旋するものをさします。
また語彙的にもInterneは準採用をさします。6ヶ月以上の留学生のアルバイトの認められている
英国ではこの辺がファジーに表現されている傾向にあります。イギリスでも年々就職戦線は厳しさを増し、
新興の大学にこの制度を採用する学校が増えています。このあたりの事情はブリティッシュカウンシルの
ホームページ※
に詳しく乗っていますので読んでください。

b0080738_12183733.jpg

         
よくワークエキスペリエンスをインターンシップの通称として説明されることがありますが、この両者に
ついては特インターンシップが教育制度上確立されている英国ではそのシステム・また語彙的な意味でも、
完全に別物といえると思います。
 それでは語学留学プラス有給インターンシップ、あれは何なんでしょうか。今、語学粘性留学プラス
『ホテルインターン』
と言うプログラムがあるとします。書き換えると語学留学プラス『ホテルでのアルバイト』
・・・とこうなります。英語力さえあればホテルでのアルバイトも可能な英国では、プログラム費も・・・。
現実にホテルでのアルバイトを200ポンド程度の費用で斡旋してくれる語学学校もあります。
有給インターンのアレンジ料で何十万も払うのはチョッと高いかも・・・。
でも、面倒くさがりの人には良いかもしれません。要するに、『インターンシップのようなもの』なのです。

「ワークエキスペリエンス」プログラムは無給になります。したがって、本来は、6ヶ月未満の
短期留学生向けのプログラムです。なぜかと言うと、長期留学生ですとアルバイト代を払わないといけませんから・・・。
結論としては英国で『インターンシップ』と言うと、大学生の就職活動のひとつの方法なんです。
皆さんに紹介される、イギリスのインターンシップは少なくとも制度的に保障されたものではありません。


BCのホームページでの該当のページアドレス
※【http://www.britishcouncil.org/jp/japan-trenduk-willing_to_work-3.htm

詳しくはお問い合わせください
[PR]
by futuregate3 | 2006-12-16 12:26