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留学業界、常識のうそ
イギリスのエントリークリアランス(入国査証)を取得する場合
   週15時間以上のフルタイム授業を申し込む必要があるって本当?



多くの留学関係の雑誌記事・ホームページには上のように書かれています。
多くの留学カウンセラーも皆さんの質問にはこのように答えると思いますし
またこれが、ビザ取得に関する正しい情報と認識されている方も多いと思います。
 でも上の表現は正確に言うと、英国大使館・イミグレーションの公的規定とは少々違っています。
皆さんによく紹介されている、エコノミークラスのうちのいくつかは週の授業時間が
15時間以上であっても、原則的にビザ取得の対象になりません。

 ビザはその国の存外公館【英国大使館】が本国の入国管理セクションに対して
「この留学生をわが国に入国させて大丈夫です。」
と確認した公的証明の様なものです。
 従って、イギリス滞在の許可に関する根拠にはなりません。
ここ2~3年でイギリスでは語学学校の「大型倒産?」が2件(それ以外にも閉鎖した学校が多いようです)ありましたが、所属していた生徒は、学校としての滞在根拠を失った
という理由で一定期間のうちにイギリスから退去するか、新たに学校を申し込むかを
イミグレーションから要求されました。

 入学許可証には受講内容の詳細が記載されていない場合も多くあります。
「paid in full」=「授業料は取得済み」の記載がされていなくてもビザは発給されます。

 これ以上の内容については此処では詳しく触れません。
ただビザが発給されて無事イギリスに入国することと、イギリスに何の問題も無く
滞在できるかどうかは別問題ということです。

 何も無ければ、そのまま運よく滞在期間を完了される方も多いと思います。
問題は何かあったときです。
この仕事をしていると、日常的にいろいろな問題が多くの留学例の中で起こっていることがよく。
とてもリスクのあることと思います。

 皆さんの、留学エージェントをチェックしてみてください。
上の件について詳しく説明できない業者は避けたほうが賢明でしょう。
詳しくはお問い合わせください。
by futuregate3 | 2006-05-11 10:40
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