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語学留学はどっち?(Ⅰ)

語学留学はどっち?(Ⅰ)
語学留学は
アメリカそれともイギリス?(Ⅰ)
留学目的が、英語の本格的習得を希望するなら、アメリカかイギリス。
海外生活体験的趣旨での留学ならしに他の英語圏諸国も視野に入れて


アメリカにもイギリスにも、それこそ、「雲霞の如く」語学学校があります。イギリス英語が良いのか、
アメリカ英語がいいのかから始まり、どちらの国にしたらよいか迷われている方が多いと思います。
よくご相談もあります。正直に言って、米語がいいか英語がいいかという問題は、初心者にとり
あまり問題ではないと思います。
               
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 アメリカ人にしても、イギリス人にしても(正確にはイングランドに住んでいるイギリス人?)、
自分たちの英語を標準と考えています。比較的、イギリス人に多いようですが、露骨にアメリカ訛りの
英語を嫌います。通訳を目指すのでもなければ、「巻き舌」か「舌を巻かない」か、程度の違いでしょう。
まずはきちっとしたコミュニケーション能力を身につけることです。それぞれの国の中でも、イギリスであれ
合衆国であれ、例えば、連合王国のイングランド以外の国、アメリカであれば、南部訛り、というように
標準的な英語でないとあえて言える地域を抱えています。

語学留学はどっち?(Ⅰ)_b0080738_1312474.jpg
              

まず留学先を決めるにあたり、気をつけなければいけないことは、発音が「どうこう」という
問題ではないように思います。最終的に英語・米語の次元で、発音やイントネーションが問題になる
レベルの語学留学生のかたはそうはいないのではないでしょうか。

今日英語は、国際語として多くの国・地域・分野で使われています。国際語として評価されるのは
イギリス英語とアメリカ英語です。彼らネイティブはカナダの英語、オーストラリアの英語、NZの英語、
イギリスのノーザンアクセントの英語を聞き分けます。それらのアクセントを聞く段階で、程度の差こそあれ、
標準的な(正統な)英語でないという「認識」を持つようです。おかしな話ですが、それか場合によっては
使用者のステータスにもなり、ハンディーにもなることが時としてあります。
キングスイングリッシュの話者と標準的な米語の話者とは「自分たちとは違う発音」という認識はあっても、
一応お互いに認め合うところがあるようです。
何度も、イギリス人やアメリカ人がいろいろな場面で相手の英語により、はじめから相手に対する視線の
角度を変える場面は見てきました。ノーザンアクセントのアイルランドの若者はアメリカ人などの前で、
無口になる傾向があるようです。相手がオ-ジーとわかるや居丈高に話す旧植民地国系のイギリス人を
見たことがあります。「お前の英語は変だ」といわれて何もいえないカナダ人を見たことがあります。
何回か経験していますので、時としてそう言うことも、ありうるのでしょう。
 留学の目的が英語の習得という点に
大きくシフトしているなら、まず、アメリカかイギリスを留学先に選んだほうが無難でしょう。

ここ近年、イギリスの語学学校も日本語の話者を雇用する傾向が強まっています。
アメリカではだいぶ前から、ほとんどの学校がその体制になっています。生活の範囲内で、どちらが
日本語が通じるかといえば、アメリカでしょう。移民国家アメリカにはどこに行っても10%以上は
日本人・日系人がいます。イギリスも多民族が居住する国ですが、日本語の話者はマイナーです。
その意味で言うと、イギリスは「ホンチャン」の外国です。でも両国ともどこに言っても日本人は地域の中にも、
留学生の中にもいくらでもいます。「『花のロンドン』にこんなに日本人が多いとは思わなかった」
と言うお話も留学生の方から寄せられています。どのくらい、いるかといえば、以前留学経験談として
聞いた話ですが、その気になれば、半年、1年程度の滞在であれば「ほとんど英語をまともに使わなくとも、可能」
な程度にいます。それはイギリスのロンドン(イングランドではロンドン以外に大きな都市はありません。)
でもアメリカの州都レベルの都市でも同じです。では、どちらの国にするか、ほかにどんな
基準があるのでしょうか。シリーズ次回のブログをお読みください。
by futuregate3 | 2006-12-18 13:04
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